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2017年6月 8日 (木)

BCLラジオではないですが・・・ICZ-R250TVレポート(前編)

少し前までは中波で高感度ラジオというとICF-EX5(mk2)でほぼ決まりでしたが、最近は同じソニーのICF-M780Nや、今回ご紹介するこのラジオレコーダー ICZ-R250TVがそれを凌駕しているかのような評価レポートを見かけるようになりました。ラジオライフのような雑誌もそういう評価をしているのですから、それなりに信憑性のあるデータなのだろうという思いもあります。
Iczr250tv
ICZ-R250TVという機種は中波については市販ラジオの中でほぼNo.1級の評価。その反面、FMとワンセグ、特にFMについては感度が悪いと価格コムでも話題になっており、ちょっと不安もありましたが、やはり中波の実力とレコーダーとしての利便性が気に入り、ICF-SW11購入直後だというのに(もっとも、ICF-SW11は突然の生産終了発表による想定外の購入であり、元々はICZ-R250TVの購入検討をずっとしていました)思い切って買ってしまいました。最近このブログでも記事を書きましたが、これからは中波DXが楽しいのではないかという思いもありましたので。。。

さて、早速リファレンス機ともいえるICF-SW7600GRとの比較受信開始です。
FMについては、やはり7600GRの方が若干高感度ですが、ICZ-R250TVについても巷で言われているほど感度が悪いわけでもありません。(「感度が悪すぎる!」と言ってる人は、もしやワンセグアンテナとFM用ロッドアンテナを間違っているのでは・・・さすがにそんなことは無いですかね)
少なくとも私の家では外部アンテナを接続しなくても、部屋で普通に使う分には(放送局にもよりますが)特に支障の無いレベル。そして、明らかに7600GRより優れているのがFMの選択度です。FMの場合、高選択度が効力を発揮するケースはあまりありませんが、Eスポ発生時などでその恩恵を受けられるかもしれませんね。
・・・次に、期待の中波バンド。単品で聴く限り確かになかなか高感度の印象です。これは期待通りか・・・と思い、7600GRと比較受信してみたのですが、その差は結構微妙です。7600GRとは音質傾向が違うので、スピーカーでの聴感だけでは判断が難しいところもあるのですが、7600GRの方が了解度も高く、感度としてはほぼ同等か、もしかしたら7600GRの方が上?というようにも聴こえます。もともと7600GRの感度は、MWについてはいわば偏差値50台後半~60ぐらいの、「まずまず良好」という程度の機種ですが、それと比べて明らかにICZ-R250TVの方が上という感じはしませんでした。ちょっと期待しすぎたかな・・・と思います。なお、選択度は評判通り良好のようでした。
もう1つの受信バンドであるワンセグ音声は元々期待していませんでしたが、内蔵のワンセグ用アンテナだけで、部屋の中でも(エリア内の局は)何の問題もなく受信できました。スマホなどとの比較受信はしていませんが、こちらは実用上問題の無いレベルです。(余談ですが、テレビの音を聴いていて、昔のサウンドナナハンGTVのキャッチフレーズ「テレビの音を盗め」を思い出しました。。。)

なお、本機には「ノイズカット」という機能があり、三才ブックスのラジオ受信バイブルでは、これが同期検波の代用になるかのような書き方になっていますが、実際に使った限り、少なくとも聴感上は単なる高域カット機能です。(何かデジタル的な処理をしているのかもしれませんが、そういう感覚ではありません)、しかもFM放送の場合は、このノイズカットは実質的にはモノラルへの切り替えを行っているだけのようにも思えます。このあたり、もう少しソニーらしい先進的なノウハウを投入して欲しかったところです。

基本性能については以上です。ただ、このラジオは単に感度や選択度を語るだけで終わるのも惜しい製品ですので、次回、続きのレポートをお届けします。

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