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2017年6月 9日 (金)

BCLラジオではないですが・・・ICZ-R250TVレポート(後編)

このICZ-R250TVの、性能面以外での良さを挙げるとしたら、やはり音。スピーカーからの音はいわゆる「Hi-Fi」ではありませんが、ホームラジオらしい音で、いわばPLLシンセサイザ方式以前の昔のBCLラジオのような印象です。少なくとも中波の民放を聴く限りは、こういう音質がベストかなと思います。
ちなみにこの機種、マニュアルには明記されていないのですが、内蔵スピーカーは一応ステレオスピーカーです。枕元でFM放送を聴くときなど、適度なステレオ感がなかなかいいです。

そしてこのラジオのもう1つの特徴は、外部機器入力により、スピーカーとして使えるということです。Bluetoothも使えたらベストでしたが、それでも外部機器(WALKMANなど)の音をこのラジオで鳴らせるのはなかなか便利です。必要に応じてそのまま録音もできますしね。
過去のBCLの録音音源などをこのスピーカーを通して聴いていると、何だか今まさにライブで聴いているかのような不思議な感覚に陥ります。(普通の外部スピーカーで聴いても同じなのでは?と思われるかもしれませんが、やはり「ラジオ」からBCLを楽しんでいた頃の音が聴けるというのは格別です)

前編の記事に書いたことも含めて、そろそろ総括に入りますが、この機種はトータルとしては非常に良くできており、ラジオの録音(海外放送だけではなく)を聴く機会が多い私としては、絶賛とまではいかないまでも、買って満足な機種でした。中波・FM(ワンセグも)ともに外部アンテナも接続できますので、十分BCL用としても使えることでしょう。
・・・ただ、本体のみの感度については、特にFMについてはもう一段上のレベルであって欲しかったところです。(せめて地元のコミュニティFM程度は単体でも良好に受信したいです)・・・なかなか、1台ですべてがナンバーワンという機種は出てこないものですね。
ということで、今後ICF-M780Nなど、FM感度の評価の高い機種にも手を出すしかないかな~と思っています。(カメラのマニアが良い一眼レフの交換レンズを追い求めてエンドレスに買ってしまうことを「レンズ沼」と言いますが、私の場合は「ラジオ沼」ですね。レンズ沼の場合は、高級車を購入出来るほどカネかける人もいますので、ラジオ沼など可愛いものですが)

ちなみに、本機種も発売されてから2年半以上が経過していますので、前モデル(ICZ-R51など)などの販売サイクルを考えると、そろそろ新製品が出てもおかしくない頃です。(実際、最近少し値段が下がり気味ですし)
個人的には、後継機種で実現を検討して欲しい機能が「radiko」との連携です。通常のラジオレコーダーとしての機能は現状のまま、radiko連携機能も搭載してくれたら、radikoならではのエリアフリーやタイムフリーのメリットを享受しつつ、それを自由に録音することも可能になりますので、こんな便利なことはありません。
色々と権利関係の制限も多いradikoですので、こういう普通のラジオにその機能を搭載することには調整が必要でしょうし、そもそもwifi環境が無ければまったく使えない、即ち外部環境に完全依存してしまうという機能をソニーが採用するか(従来のラジオ機能が搭載されていたら問題無いと個人的には思うのですが)という問題もありますが、適切な価格帯ならベストセラー機種になることは間違いないと思うのですが、いかがでしょうか。
(ただ、radiko連携機能のために本体をAndroid化するのはバッテリーの持ちが悪くなるのでやめてほしいですが)

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