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2017年5月26日 (金)

短波放送は無くなるの?

その昔、ソニーが「ベータマックスはなくなるの?」という新聞広告を大々的に出したことがあります。もちろんネガティブな広告ではなく、最終的にベータマックスの良さを宣伝する広告なのですが、その後、本当にベータマックスというビデオの方式は無くなってしまいました。
BCLという趣味が今後も続けられるためには、短波で送信してくれる放送局が無くならないことが前提条件となります。もちろん、中波でも夜間~早朝はある程度のDXが可能ですし、FMもEスポ発生時には遠距離受信が可能ですが、常時海外の放送が受信できるのは短波だけです。
今後100年以上が経過しても、電離層の状態を人間が自由にコントロールする・・・というSFでもやらないようなトンデモ技術が開発されない限り、超短波で送信されるFM放送を、数千キロ離れた地球の裏側で常に復号することは出来ませんし、まだまだ短波にしか実現できないことはあるのです。

今はインターネット放送があるから短波なんていらないのでは?と言う人もいるのですが、インターネットは、どこの国の誰もが使えるほどの技術にはまだまだ至っていませんし、万一、戦争や大きな自然災害でその国のネットワーク設備が破壊されたら、放送を受信する術は無くなってしまうのです。
それに、中波やFMで全国ネットをするにはコストがかかりすぎる広い国土の国もありますので、まだまだ短波は無くならないだろうと思います。
(外務省からも数年前に写真のようなお知らせがありましたしね。クリックすると、内容が読めると思います)
Swradio_2
そういえば昔、短波は今後すべてSSBになるという話がありましたし、デジタル化されるという話もありました。SSBはともかく、デジタル化の波はまだ今でも継続しているようですが、やはりシンプルな短波ラジオが1台あれば、どこでも受信・再生ができる従来の方式がベストですね。私としても、デジタル化を否定するつもりはありませんが、ギリギリの状態で入感している局も、超強力な局も、同じような状態で受信できてしまうというのは味気ないような気がします。(それこそ、インターネット放送と変わりません)
それに、デジタルだとあまり受信状態が悪いとそもそも復号困難(理論的にはノイズに強い方式なのですが)ですので、アナログならかろうじて内容が聴き取れるのに、デジタルだと何も聴こえないということが起こってしまいます。そういう事情もあって、いまひとつデジタル化が進んでいないのかもしれませんね。

ということで、私も含め、BCLブームを経験してきた世代の(現在、中高年の)人たちは、生涯、短波でBCLを楽しむことができる時代が続くのではないかと予想しています。今からBCLを始める若い人たち(ほんの僅かでしょうけど)が老人になった頃のことはさすがに予想できませんが、その時にはまた新しい楽しみが生まれているかもしれませんね。海外の放送ではなく、宇宙からの放送を楽しむとか・・・それはさすがに2~3世紀後かな(スタートレックの世界ですね)。

以上、私は電波のプロではありませんので、変な箇所があるかもしれませんがご了承ください。

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