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2017年5月10日 (水)

ラジオ・受信機の思い出 ~その15 BCLラジオ史上No.1の名機 ICF2001D

次はタイトル通り名機の誉れ高いICF2001Dです。前モデルだったICF2001の欠点をほぼ解消し、しかも基本能力を大幅にグレードアップしたのがこの機種ですね。
感度・選択度・安定度はいずれもBCLラジオとしては最高レベルで、この機種に初搭載された同期検波機能がまた素晴らしかったと思います。エアバンドも受信できる等、BCLとして欲しいものをすべて詰め込んだようなラジオでした。

・・・なのですが、実はこの機種、何で手元にあるのか、まったく記憶にありません。もちろん自分で購入しているのは間違いないのですが、私は大学入学後1年ぐらい経過した頃、八重洲のFRG-7700一式を購入しようとアルバイトで稼いだお金を、7700ではなくパソコン(NECのPC-8001)につぎ込んでからはコンピューターに熱中し、その後大学生の期間中はBCLをアクティブに行っていなかったため、BCLラジオを購入した記憶もあまり残っていないのです。おそらく、買った時点ではこのBCLラジオの素晴らしさを良く分かっていないまま、殆ど眠らせていたのだろうと思います。
後にこのラジオの評判を聞き、実際に自分でも(遅ればせながらマジメに)使ってみることで、ようやくその実力を実感することができました。数値上の差は不明ですが、受信性能はICF6800以上ではないかと思います。6800のような重厚感はありませんが、その実力はBCLラジオ史上No.1といっても過言ではないでしょう。

このICF2001Dは1985年に発売されており、おそらく1990年になるまでに私は購入していたと思われるのですが、実際に使うようになったのは1990年代に入ってからです。つまりインターネットの普及が始まった頃ですね。ネットで得た情報により、この機種は実力は高いものの、アンテナのサージ電流でFETが破壊されることがあるという問題(私はソフト屋ですのでハードのことは詳しくないですが、外部アンテナ接続を想定していることを考慮すれば、相当初歩的な設計ミスではないでしょうか・・・)があることが話題になっていました(後年のロットでは改善されたらしいですが)
このことに気付いた時点で私の2001Dは無事でしたが、該当モデルかどうかが不明ですので、外部アンテナを接続するのは今でも怖いですね。また、この機種は標準でもBCLラジオとしては選択度は良かったと思いますが、さらに狭帯域のフィルターに交換するという改造も巷では流行していたようでした。

さて、これほどのBCLラジオです。私が実施する次なるアクションとは・・・?

・・・それは「予備機の購入」です。そう思った頃には既にICF2001Dはカタログ落ちしていましたが、まだ米国のUniversal Radioから通販購入できる状況でしたので、初めての海外通販にチャレンジし、無事に2001D(海外での型番はICF-2010)を入手することができたのです。この本体は到着後に数十分動作確認をしただけで箱に戻したままの状態で、その後おそらく15年~20年は通電していないはずです。電子機器はよほど理想的な環境で保管しない限り、使わなくても劣化しますので、無事かどうかは何とも言えませんが、この名機の予備機を持っているというのは何やら安心感があります。(BCLに限らず、コレクターの方ならご理解いただけれる心理ではないかと思います)

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