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2017年4月26日 (水)

ラジオ・受信機の思い出 ~その5 BCLブームの推進機 ICF5800

次は、当時100万台売れてBCLブームの推進機にもなったと言われるICF5800です。シングルスーパーのシンプルなラジオですが、上は28MHzまで受信可能となっており、一応、75mb以上のほぼすべての海外短波放送の周波数をカバーしています。ダイヤルはFast/Slowの切り替えができますので、目的周波数付近まで一気に移動し、その後Slowに切り替えて慎重にチューニングするというスタイルでした。一応BFOも付いていて、SSB/CWも受信可能となっています。
このラジオを買おうと思ったのは、前回記事でご紹介したRP770Fから7か月後でした。例によって日本橋へ行くと、当時は既にICF5800ブームは過ぎ、主力がICF5900になっていた時期でしたので、店員さんが紹介するのもICF5900がメインです。その場で周波数を設定して目的の局を受信するデモンストレーションも見せてもらい、一緒に行った親には「これがいい!」と言ったものでしたが、まだ当時は値段も高くて却下され、安くなっていたICF5800を買うことになったのです。(ちなみに親と一緒に買いに行ったのはこのラジオが最後です)
同時に情報誌(「世界の放送局ガイド」という本でした)を買って帰宅し、早速付属のアンテナで受信開始。まだ当時、日本語放送ぐらいしか知らなかった私は、受信が難しい局のことなども良くわかっておらず、最初に受信しようとしたのは当時超珍局と言われていたブータン放送でした。これはもちろん無理でしたが、その後簡単なビニル線でのアンテナを張り、BCLを本格的にスタートしたのです。面倒くさかったためあまりレポートは出さなかった私ですが、13mbで昼頃に放送していたラジオパキスタンの英語放送を受信したときは嬉しくてレポートしたことを覚えています。(後にベリレターをもらいました)

ただ、このICF5800は以降購入したどのラジオ・受信機にも無い欠点がありました。シングルスーパーだったせいか、19mb以上の高い周波数バンドは極端に感度が落ちるのです。当時13mbではラジオパキスタンの他、ラジオバングラデシュも昼の常連でしたが、これは殆ど受信できず、何度もチャレンジして空の状態がいい時にようやく受信できたものでした。(それだけに、嬉しさもひとしおだったのですが)
結局、受信可能な周波数領域が広いことと、ダイヤルに多少の工夫があるだけで、RP770Fのオマケ短波バンドと大差無い性能という残念なものだったのです。

その後、ICF5800では半年ぐらいBCLを楽しみましたが、やはり本格的にDXを楽しむには無理があり、次のラジオを買うまでの数カ月、BCLを休止することになりました。
それでも、このICF5800では約90局の海外放送を受信し、BCLの面白さに本格的にハマるきっかけにもなっています。

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